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校長室だより

【修学旅行】訪れる、知る、伝える復興支援

 修学旅行の醍醐味は、現地を訪れてはじめてわかる深い学びにあります。福島の歴史、文化、特産品はもちろん、観光旅行ではなかなか味わえないお土地柄や県民性などに触れて、多様な理解を深めてほしいと思います。 

 なかでも、みなさんにぜひ感じてほしいのは「震災からの復興」です。知識や想像をはるかに超えた現実があります。復興五輪が行われた震災から十年の節目に、私たちが福島を訪問する意義をぜひ考えてください。震災時にボランティアに立ち上がった多くの方々や今も「真の復興」を目指す方々の心底からの思いを感じる機会になることを願っています。 

 その思いを知るほどに、毎年のように全国各地で起きている災害は自分のことのように感じるようになっていきます。そして、自分の住んでいるコミュニティの在り方や町内会や自治会の意義への理解も深まり、地域のきずなや社会貢献について、より具体的に考えるようになるはずです。平常時からコミュニティ全体が安全に備えることの重要性をわかっていても、それこそが簡単ではないことを実感するかもしれません。 

 震災時に小学校入学直前だったみなさんは、震災を知る最年少世代であり、震災を語り継ぐアンカー的存在です。修学旅行での「知る」「伝える」という経験を通して、「コミュニティの在り方」「社会貢献」などについて改めて考え、それが「支援の輪」「きずな」となって広がることを期待しています。 

【学校説明会】ご来校ありがとうございました

 本日の学校説明会には、たくさんの方々にご来校いただきました。ありがとうございました。本日ご参加いただけなかったみなさまにも、活気あふれる草加南の雰囲気を感じていただければと思い、いくつかご紹介します。 

 例えば、本校の生徒会役員は60人もいます。私の経験でも、こんなに多い生徒会スタッフは初めてです。今年の文化祭は「なるべく例年に近い形でやりたい」という生徒会方針のもと、企画運営が進みました。飲食や歓声があがる企画や密閉・暗幕の空間は禁止という制約のなか、何度も先生方との協議を重ね、「ディズニーみたいだった」と生徒の感想にあるほど盛り上がる行事となりました。 

 本校が、体育祭も語学研修も文化祭も修学旅行も工夫しながら実施してきた背景には、生徒の主体性とともに、先生方との距離感・関係の良さがあります。そしてそれは、行事だけではなく、部活動にも、授業にも、進路相談にも言えることです。質問・相談しやすい雰囲気は、きめ細かい指導の基礎となります。行事や部活動を通して、先輩後輩の交友関係も自然と広がります。生徒相互の情報交換や相談がしやすい雰囲気が生まれ、進路などを考える契機も自然と増えていくのです。 

 また、本校の教育方針の一つに「グローバル人材の育成」があります。これは普通科を含めた全体方針です。草加南高校は単独の普通高校ではなく、「外国語科のある普通高校」であることで、多様なグローバル教育を可能にしています。 

 本校のグローバル教育は、語学力とともに、話す内容、対話力を重視しています。例えば、皆さんが留学した国の首相名がわからないようでは、日本のグローバル化にとって悪影響になりかねません。そういう意味で、文学や社会学の教育も大変重要です。日本の考え方を他国に伝え、他国の立場を理解しながら、建設的な対話を進め、世界的課題の取組に関与できる人材づくりが大事なのです。そのため本校では、「異文化理解」「英語理解」「SDG's探究」やディベートなど多様な取組を導入しています。 

 みなさんが大学生になれば、多くの留学生と交流します。就職先には、他国のお客様やお取引先あるいは上司や同僚が在籍する時代です。草加南高校での授業や交流を促す日常的な環境は、皆さんが大学生になっても生きるはずです。そして、それは企業人として「グローバル人材」の基礎となる大きな一歩となるはずです。

 

ぜひお越しください!! 【第2回学校説明会】

 明日から申し込みの受付開始となります。たくさんの方のご来校をお待ちしています。

 生徒の発表や個別相談もあります。英語に苦手意識のある方も、ぜひ「授業体験」に参加してみてください。授業から感じる本校の雰囲気を、ぜひ感じてほしいのです。授業以外の生徒の様子もわかると思います。同級生の団結力はもちろん、先生-生徒の人間関係や先輩-後輩の関係もよくまとまっていて、とても活気あふれる楽しい学校生活であることを実感していただけると思います。部活動や行事も、とても盛り上がる高校です。トイレを改修し新しくしたり、校内の感染防止安全策も徹底しており、生活環境の向上にも努めています。

本校の来年度生徒募集定員は40名増となり、受検生にとって例年より有利な状況です。                                              ぜひ、ご来校を!! 草加南高等学校一同、みなさまのお越しをお待ちしています!!

オンライン授業力の向上について

 本校では、2学期当初より9月末までの間、双方向型オンライン授業を実施しました。オンライン授業の状況等を把握し、今後の授業力向上につなげることを目的に、アンケートを実施しました。結果概要(小数点以下略)は、以下の通りです。 

Q 家庭で使用した端末は?                                                              A スマートフォン:78%   タブレットまたはPC:21%  

Q 対面授業とオンライン授業、どちらが集中できましたか?                                                              A 対面授業:41%      オンライン授業:17%     変わらない:43%

Q どちらの授業がわかりやすかったですか?                                                   A 対面授業:48%      オンライン授業:6%      変わらない:46%

Q オンライン授業で困ったことは?                                                                        A 問題なかった:39%    板書が見にくかった:40%      充電が切れてしまう:37%                              通信状態が不安定:19%    先生の声が聞き取りにくい:11%   通信容量の消耗:4%

自由記述欄の主なコメントは                                                                               ・オンラインと対面が交互にあり、毎日教科書を運ぶのが大変だった。                                                 ・オンラインの人たちも発表などして、授業に参加できて良かったです。                                            ・板書が映っているかを確認しながら進めてくれる先生もいたので、不安なく受けられました。                                                           ・スクリーンショットで大事なところや書ききれないところを確認できました。                                                               ・プロジェクタースクリーンをそのまま映すと、画面が薄暗く見えづらいことがあった。                                                                         ・スライドとして画面共有すると、画面いっぱいにして見やすいので良かった。                                                                            ・備え付けのカメラでなく、よいカメラを使うとよい。                                                                                  ・6限が終わった後、集中したまま勉強に取り組めました。                                                                                             ・登下校の時間負担がないので、朝の余裕があるし、感染不安もなかった。 

 コロナ感染第6波のほか、台風や地震などの災害等も懸念されるなか、いつまたオンライン授業が必要になるかわかりません。アンケートの結果を参考にできるところから改善してまいります。ご協力ありがとうございました。 

外国語科のある普通高校のメリット【その2】

【その2】 普通科生徒も「多彩な語学プログラム」に参加できます。

 外国語科を併置する本校には、多彩な語学プログラムがあります。                                                      例えば、海外語学研修旅行です。コロナ禍のため今年は中止でしたが、早期の再開を目指しています。国内語学研修旅行は、今年も夏休みに実施しました。福島ブリティッシュヒルズにおける3泊4日のイングリッシュキャンプです。大学などが主催する英語スピーチコンテストにも参加します。語学研修やコンテストには、普通科生徒も参加しています。また、草加南高校では全員が英検を受験します。ALT2名在籍の英語授業はネイティブに触れる機会も多く、質の高い授業を提供しています。

 しかし、単に語学研修やスピーチコンテストや英語検定に参加しただけでは、その後だんだんと忘れてしまい身についた学力にはなりません。研修やコンテストでつけた力を日常的に使う実践の場があって、はじめて学力として定着していきます。本校におけるALTや第二外国語の講師の先生、留学生、外国人特別選抜での生徒等との交流を通した学習環境は、まさに学力を定着させる理想的な環境ともいえます。 

 なにより、様々な価値観や考え方に触れる交流による学習は、自己概念の広がりを実感できる楽しいものです。試験のために行う義務的な学習とは、またひとつ違う感覚での学習となるはずです。

 次回の学校説明会には外国語科授業体験がありますが、普通科の授業にも随所にそのノウハウが生かされています。                  ぜひ、草加南高校の授業力を体験しに来てください。お待ちしています。

外国語科のある普通高校のメリット【その1】

本校は、外国語科を併置する普通高校です。普通科の入学生にも、様々なメリットがあります。

【その1】 様々な国の人・文化・価値観に触れる環境があります

 草加南高校には、ALTが2名(カナダ・アメリカ)います。そのほかに、中国語・ドイツ語・フランス語の講師がいます。留学生の受入れも積極的です。今年度の留学生も本日から登校し、約半年間にわたり学校生活を共にします。コロナ禍においては異例の速さの受入れだと思います。 入試においても「外国人特別選抜」を実施しています。

 草加南には、日常的にさまざまな国の人・価値観・文化に触れる環境があるのですその頻度は外国語科が多いですが、普通科にも多くのメリットがあります。廊下や学食で出会った時にあいさつやsmileを交わすことから始まり、部活動や委員会、球技大会等の学校行事などを通して交流が深まります。

 相手が目の前にいる本校では、「もう少し英語が上手になったら交流したい」ではなく「今ある力で」交流が始まります。本校にも英語に苦手意識をもつ生徒はいますが、友人が身振り手振りなどを駆使して会話する姿などを真似ること等から「自分にできる国際交流」を始めています。 

 みなさんが大学生になれば、多くの留学生と交流します。就職先には、他国のお客様やお取引先、あるいは上司や同僚にも他国の方が在籍する時代です。いずれ国際的な環境に身を置くのですから、早期に慣れておいて損はありません。                                                                    草加南高校での日常的な国際交流は、大学生になっても生きるはずです。そして、それは企業人として「グローバル人材」の基礎となる大きな一歩となるはずです。

学校説明会【草加南の授業の魅力】

本日の第1回学校説明会には、たくさんの方にご来校いただき誠にありがとうございました。                                                                                                         参加できなかったみなさまにも、本校の授業の魅力の一部をご紹介します。  

【その1】 面倒見の良い先生方とのコミュニケーション                                                                                                                    本校は、20歳代~30歳代の若い世代の先生方が約半数を占めています。つまり、ベテラン層の先生方と若い世代の先生方のバランスがとてもいいのです。必要な学力・授業力の確保と新たな学びへの対応を両立し、わかりやすく充実した授業を展開しています。

 先生方との距離感が良いことが、質問しやすい環境、きめ細かい指導につながっています。職員室前に設置されたテーブル等には、いつも質問や小論文指導を受ける生徒であふれています。

 

【その2】 理解度が向上するICT活用した授業                                                                    9月の分散登校時には、全校でハイブリット授業を提供しました。家庭でオンライン授業を受けている生徒の声が教室に届き、双方向型の学びを進めることができました。

 日常的にも、各教室に設置しているプロジェクター等を活用した視覚聴覚からのインプット支援により理解度を高めるため、様々な形で工夫をしています。また、スタディサプリを活用して個別の弱点克服や資格試験対策などを提供し、スキマ時間や家庭学習を有効活用しています

 

【その3】 視野を広げる対話的な学び                                                                                           「主体的な学び」だけでは、時に主観的で自己中心的な解釈に陥ってしまいます。これを補うのが「対話的な学び」です。対話的学びは、他者を理解し民主的で客観的な解を導き出すスキルとして、グローバリズム人材の育成に欠かせません。

 本校では、各教科指導や探究活動に「対話的学び」、例えばグループワーク、ペアワークのほか、ワークショップ、プレゼン、ディベートなどの活動を取り入れています。また、学校行事や生徒会活動・部活動においても、クラス・学年の枠を超えた対話的活動を取り入れています。10月中に留学生の受入れも決定しました。国際的な対話的学びの環境があることも草加南高校の大きな魅力です。

 

 草加南高校には、先生方とのコミュニケーション、先輩後輩・同期との連携、留学生や外国人講師(ALT2名常駐など)との交流を通して、様々な価値観に触れ、柔軟な思考力を育み、視野を広げる環境があるのです。

10月から通常日程です

 緊急事態宣言解除に伴い、10月より通常日程に戻ります。生徒・保護者の皆さまには、これまで分散登校、オンライン授業等にご協力いただき、誠にありがとうございました。

 宣言が解除されるとホッとして、平常に戻ったように感じてしまうかもしれません。これまでも、解除と同時に人流が増え、リバウンドを招く事態が繰り返されてきました。

 本校では、通常日程になってもリバウンドを警戒し、授業・行事・部活動など段階的に活動を拡充していきます。全校で「教室、廊下、トイレの常時換気」「黙食」「不織布マスクの推奨」「登下校時の直行直帰」などを徹底してください。特に、ご家族及び本人に風邪症状がみられる場合の登校・外出は絶対に控えてください。一時的に熱が下がった後に、再び発熱する例もあります。

 第6波の危惧が早々に叫ばれています。修学旅行、定期考査、3年生進路実現の大事な時期に、第6波が再び医療崩壊を招くような事態に陥れば、旅行や受験どころではありません。第6波をいかに小さく乗り切るかは、皆さんの行動にかかっています。全員でみんなの健康を守る意識が大切です。引き続きの感染防止の徹底をお願いいたします。

蒼穹祭を終えて

 本日、第45回蒼穹祭を大成功裏に終えることができました。同時に2学期激動のスタートを、半ば乗り越えることができたと感じています。草南の全生徒・保護者様・教職員、関係各位の皆様にご協力いただいたお陰です。あらためまして、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 

 この夏の感染拡大により緊急事態宣言が延長されたことに伴い、本校でも多くの変更をせざるを得ませんでした。まず、蒼穹祭の中学3年生の公開に続き、保護者様への公開を断念いたしました。本校生徒のエネルギーを皆さんにご披露できず、大変残念な思いです。このような中、職員から「草南生のエネルギーを中学生、保護者の皆様へ」の声があがり、文化祭終了後の午後に文化祭会場そのままに「学校説明会」を計画しました。また、生徒会の働きもありスマホ使用を一定の条件で緩和し、保護者様に写真画像で蒼穹祭の空気を感じていただく措置をとることができました。 

 文化祭の企画運営は素晴らしいものでした。飲食や発声を伴う企画や密閉や照明不足の空間は禁止です。多くの制約のなか、各クラス、部活動、有志団体が新しい発想と前向きな姿勢で一致団結し、工夫を凝らし自分たちのエネルギーを表現しました。バラエティに富むパフォーマンスが、蒼穹祭の伝統に新たな1ページを飾る特別な文化祭になりました。企画の段階から本日に至るまで、様々な変化にポジティブに対応する生徒の活動を見てきた私たち教職員にとっても、感動的な文化祭でした。 

 また、「時差登校」「分散・オンライン授業」の指示もありました。「時差登校」はメール配信とHPにてお知らせし、初日の始業式から大きな混乱なく実施することができました。

 文化祭準備と並行し、先生方にはオンライン授業の準備を進めていただいています。Google Classroomを活用し、文化祭明けの来週からハイブリット授業を提供できる予定です。最初はうまくいかない部分もあるかもしれませんが、できるところから改善していきます。引き続き、ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。

 ほかにも、各部活動が大会出場に向け、感染対策を徹底し準備をしています。目前に控えた、就職試験、推薦入試に備え、面接・小論文指導・出願書類の作成を進めています。 

 本校は、昨年度から体育祭も文化祭も修学旅行も国内宿泊語学研修も、何とか実施してまいりました。感染拡大防止を生徒、保護者、教職員で共有し、様々な変化を加えながら対応する。「どうすればできるか…」という思いを形にする。文化祭を終え、これも「草加南の力」のひとつだと実感いたしました。

2学期始業式

 深刻化する感染状況のなか、大きな事故等なくそろって新学期を迎えられたことを大変うれしく思います。繰り下げ登校のご協力ありがとうございました。本日の始業式は、感染防止を徹底し各教室にリモート配信する形式で行いました。

          始業式講話はこちらから →  令和3年2学期始業式.pdf