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校長室だより

外国語科のある普通高校のメリット【その2】

【その2】 普通科生徒も「多彩な語学プログラム」に参加できます。

 外国語科を併置する本校には、多彩な語学プログラムがあります。                                                      例えば、海外語学研修旅行です。コロナ禍のため今年は中止でしたが、早期の再開を目指しています。国内語学研修旅行は、今年も夏休みに実施しました。福島ブリティッシュヒルズにおける3泊4日のイングリッシュキャンプです。大学などが主催する英語スピーチコンテストにも参加します。語学研修やコンテストには、普通科生徒も参加しています。また、草加南高校では全員が英検を受験します。ALT2名在籍の英語授業はネイティブに触れる機会も多く、質の高い授業を提供しています。

 しかし、単に語学研修やスピーチコンテストや英語検定に参加しただけでは、その後だんだんと忘れてしまい身についた学力にはなりません。研修やコンテストで身につけた学力は、日常的にためす実践の場があって、はじめて学力として定着していきます。本校におけるALTや第二外国語の講師の先生、留学生、外国人特別選抜での生徒等との交流を通した学習環境は、まさに学力を定着させる理想的な環境ともいえます。 

 なにより、様々な価値観や考え方に触れる交流による学習は、自己概念の広がりを実感できる楽しいものです。試験のために行う義務的な学習とは、またひとつ違う感覚での学習となるはずです。

 次回の学校説明会には外国語科授業体験がありますが、普通科の授業にも随所にそのノウハウが生かされています。                  ぜひ、草加南高校の授業力を体験しに来てください。お待ちしています。

外国語科のある普通高校のメリット【その1】

本校は、外国語科を併置する普通高校です。普通科の入学生にも、様々なメリットがあります。

【その1】 様々な国の人・文化・価値観に触れる環境があります

 草加南高校には、ALTが2名(カナダ・アメリカ)います。そのほかに、中国語・ドイツ語・フランス語の講師がいます。留学生の受入れも積極的です。今年度の留学生も本日から登校し、約半年間にわたり学校生活を共にします。コロナ禍においては異例の速さの受入れだと思います。 入試においても「外国人特別選抜」を実施しています。

 草加南には、日常的にさまざまな国の人・価値観・文化に触れる環境があるのですその頻度は外国語科が多いですが、普通科にも多くのメリットがあります。廊下や学食で出会った時にあいさつやsmileを交わすことから始まり、部活動や委員会、球技大会等の学校行事などを通して交流が深まります。

 相手が目の前にいる本校では、「もう少し英語が上手になったら交流したい」ではなく「今ある力で」交流が始まります。本校にも英語に苦手意識をもつ生徒はいますが、友人が身振り手振りなどを駆使して会話する姿などを真似ること等から「自分にできる国際交流」を始めています。 

 みなさんが大学生になれば、多くの留学生と交流します。就職先には、他国のお客様やお取引先、あるいは上司や同僚にも他国の方が在籍する時代です。いずれ国際的な環境に身を置くのですから、早期に慣れておいて損はありません。                                                                    草加南高校での日常的な国際交流は、大学生になっても生きるはずです。そして、それは企業人として「グローバル人材」の基礎となる大きな一歩となるはずです。

学校説明会【草加南の授業の魅力】

本日の第1回学校説明会には、たくさんの方にご来校いただき誠にありがとうございました。                                                                                                         参加できなかったみなさまにも、本校の授業の魅力の一部をご紹介します。  

【その1】 面倒見の良い先生方とのコミュニケーション                                                                                                                    本校は、20歳代~30歳代の若い世代の先生方が約半数を占めています。つまり、ベテラン層の先生方と若い世代の先生方のバランスがとてもいいのです。必要な学力・授業力の確保と新たな学びへの対応を両立し、わかりやすく充実した授業を展開しています。

 先生方との距離感が良いことが、質問しやすい環境、きめ細かい指導につながっています。職員室前に設置されたテーブル等には、いつも質問や小論文指導を受ける生徒であふれています。

 

【その2】 理解度が向上するICT活用した授業                                                                    9月の分散登校時には、全校でハイブリット授業を提供しました。家庭でオンライン授業を受けている生徒の声が教室に届き、双方向型の学びを進めることができました。

 日常的にも、各教室に設置しているプロジェクター等を活用した視覚聴覚からのインプット支援により理解度を高めるため、様々な形で工夫をしています。また、スタディサプリを活用して個別の弱点克服や資格試験対策などを提供し、スキマ時間や家庭学習を有効活用しています

 

【その3】 視野を広げる対話的な学び                                                                                           「主体的な学び」だけでは、時に主観的で自己中心的な解釈に陥ってしまいます。これを補うのが「対話的な学び」です。対話的学びは、他者を理解し民主的で客観的な解を導き出すスキルとして、グローバリズム人材の育成に欠かせません。

 本校では、各教科指導や探究活動に「対話的学び」、例えばグループワーク、ペアワークのほか、ワークショップ、プレゼン、ディベートなどの活動を取り入れています。また、学校行事や生徒会活動・部活動においても、クラス・学年の枠を超えた対話的活動を取り入れています。10月中に留学生の受入れも決定しました。国際的な対話的学びの環境があることも草加南高校の大きな魅力です。

 

 草加南高校には、先生方とのコミュニケーション、先輩後輩・同期との連携、留学生や外国人講師(ALT2名常駐など)との交流を通して、様々な価値観に触れ、柔軟な思考力を育み、視野を広げる環境があるのです。

10月から通常日程です

 緊急事態宣言解除に伴い、10月より通常日程に戻ります。生徒・保護者の皆さまには、これまで分散登校、オンライン授業等にご協力いただき、誠にありがとうございました。

 宣言が解除されるとホッとして、平常に戻ったように感じてしまうかもしれません。これまでも、解除と同時に人流が増え、リバウンドを招く事態が繰り返されてきました。

 本校では、通常日程になってもリバウンドを警戒し、授業・行事・部活動など段階的に活動を拡充していきます。全校で「教室、廊下、トイレの常時換気」「黙食」「不織布マスクの推奨」「登下校時の直行直帰」などを徹底してください。特に、ご家族及び本人に風邪症状がみられる場合の登校・外出は絶対に控えてください。一時的に熱が下がった後に、再び発熱する例もあります。

 第6波の危惧が早々に叫ばれています。修学旅行、定期考査、3年生進路実現の大事な時期に、第6波が再び医療崩壊を招くような事態に陥れば、旅行や受験どころではありません。第6波をいかに小さく乗り切るかは、皆さんの行動にかかっています。全員でみんなの健康を守る意識が大切です。引き続きの感染防止の徹底をお願いいたします。

蒼穹祭を終えて

 本日、第45回蒼穹祭を大成功裏に終えることができました。同時に2学期激動のスタートを、半ば乗り越えることができたと感じています。草南の全生徒・保護者様・教職員、関係各位の皆様にご協力いただいたお陰です。あらためまして、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。 

 この夏の感染拡大により緊急事態宣言が延長されたことに伴い、本校でも多くの変更をせざるを得ませんでした。まず、蒼穹祭の中学3年生の公開に続き、保護者様への公開を断念いたしました。本校生徒のエネルギーを皆さんにご披露できず、大変残念な思いです。このような中、職員から「草南生のエネルギーを中学生、保護者の皆様へ」の声があがり、文化祭終了後の午後に文化祭会場そのままに「学校説明会」を計画しました。また、生徒会の働きもありスマホ使用を一定の条件で緩和し、保護者様に写真画像で蒼穹祭の空気を感じていただく措置をとることができました。 

 文化祭の企画運営は素晴らしいものでした。飲食や発声を伴う企画や密閉や照明不足の空間は禁止です。多くの制約のなか、各クラス、部活動、有志団体が新しい発想と前向きな姿勢で一致団結し、工夫を凝らし自分たちのエネルギーを表現しました。バラエティに富むパフォーマンスが、蒼穹祭の伝統に新たな1ページを飾る特別な文化祭になりました。企画の段階から本日に至るまで、様々な変化にポジティブに対応する生徒の活動を見てきた私たち教職員にとっても、感動的な文化祭でした。 

 また、「時差登校」「分散・オンライン授業」の指示もありました。「時差登校」はメール配信とHPにてお知らせし、初日の始業式から大きな混乱なく実施することができました。

 文化祭準備と並行し、先生方にはオンライン授業の準備を進めていただいています。Google Classroomを活用し、文化祭明けの来週からハイブリット授業を提供できる予定です。最初はうまくいかない部分もあるかもしれませんが、できるところから改善していきます。引き続き、ご理解ご協力いただきますようお願いいたします。

 ほかにも、各部活動が大会出場に向け、感染対策を徹底し準備をしています。目前に控えた、就職試験、推薦入試に備え、面接・小論文指導・出願書類の作成を進めています。 

 本校は、昨年度から体育祭も文化祭も修学旅行も国内宿泊語学研修も、何とか実施してまいりました。感染拡大防止を生徒、保護者、教職員で共有し、様々な変化を加えながら対応する。「どうすればできるか…」という思いを形にする。文化祭を終え、これも「草加南の力」のひとつだと実感いたしました。

2学期始業式

 深刻化する感染状況のなか、大きな事故等なくそろって新学期を迎えられたことを大変うれしく思います。繰り下げ登校のご協力ありがとうございました。本日の始業式は、感染防止を徹底し各教室にリモート配信する形式で行いました。

          始業式講話はこちらから →  令和3年2学期始業式.pdf

【お詫び】文化祭の保護者公開の中止について

 昨今の深刻な感染状況を鑑み、文化祭における保護者さまを対象とする公開は、中止することといたしました。つきましては、「第45回蒼穹祭」は9月3日(金:全日)4日(土:午前のみ)を校内公開として実施します。

 直前の変更となり、大変申し訳ございませんでした。後日、正式に文書を発送いたします。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2学期が始まります

 来週から2学期の開始です。すでにHP等でお知らせしている通り、これまで以上の感染防止対策を行っていかなければなりませんので、多少のイレギュラーな部分はありますが、予定された活動をできる限り実施していきます。

 終業式でお話しした『ファクトフルネス』から皆さんは様々な発想のもと過ごされたと思います。おそらく皆さんが考えた以上に深刻な感染状況になっていると思います。想定外の場面に直面すると不安になることもありますが、そんな時こそ「ここが正念場」と捉えて、改めて仕切り直し、落ち着いて、優先的にやるべきことを整理することが大事です。

 時差登校や分散授業・オンライン授業等の詳細は、始業式以降にお知らせしていきます。先生方にも、準備に奔走していただいておりますので…1学期に引き続きすばらしい学期にしていきましょう!!

【追加開催予定】学校説明会 文化祭Ver.

 本校HPトップページでもご案内しております通り、9月4日(土)午後に追加の学校説明会を予定しています。

 当日午前中まで開催している「蒼穹祭(文化祭)」の余韻を感じていただける会にしたいと思っています。高校文化祭の公開中止が相次ぐなかですが、本校生徒の団結力や学校行事に対する姿勢などをお伝えできるよう考えています。どうぞご期待ください。参加についての詳細は、改めてお知らせいたします。

草加南高校は、来年度に限り募集定員が40名増員となり、例年より門戸が広がります。

文化祭について

 昨今の深刻な感染状況を鑑み、文化祭における中学3年生をお招きする形での公開は、中止することといたしました。つきましては、「第45回蒼穹祭」は9月3日(金)4日(土)の開催日程は変更せず、保護者さまのみ限定公開の形で実施いたします。保護者さま公開に関する詳細については、改めてお知らせいたします。ご理解いただきますようお願い申し上げます。

一学期 終業式

 感染防止のため、各教室に「動画」「パワーポイント資料」「音声」を送るリモート方式で行いました。

 関係者みなさまのおかげで、無事一学期の終業式を迎えることができました。また、生徒の皆さんの授業、学校行事、部活動等、規律ある学校生活のおかげで、多くの学習活動を大変有意義に実施できました。皆さんにとって、充実した夏季休業になることを祈念しています。8月30日始業式には、一回り逞しくなった皆さんに、お会いできることを楽しみにしています。

  

                終業式講話はこちらから→ 1学期終業式.pdf

交通事故防止の徹底を

 期末考査の二週間前となりました。考査の前後は、特に「交通事故」に注意してください。勉強疲れ、寝不足、緊張や焦りのため、周囲への配慮不足に陥るからです。私は立場上、先生方にも同様の注意喚起をします。問題作成、採点、成績処理と多忙の時期は特段の注意が必要です。 

 しかし、このような注意喚起のあと、私はとても不安になります。そんなこと言っている私が、今日にでも交通事故にあう可能性があるからです。「偉そうに注意しているくせに」、自分が100%事故にあわないとは言えないからです。

 100%事故にあわないとは言えないのは、みなさんも同じです。「私は大丈夫」という考え方はいけません。                                                                                                                                                       では、通い慣れた道でいつもいつでも注意力を保持するためにどうしたらいいでしょう。

 私は、交通ルールの遵守とともに、「マナー」を身に着けることこそ大事と考えています。「マナー」とは「周囲への気配り」のことで、交通マナーの大原則は「道を譲る」です。「道は私だけのものではない」という当たり前のことを、しっかりと意識することです。どのような場も、高齢者の方や子ども、妊婦さんや障害のある方が安心して使えるようにあるべきです。弱い立場の方たちへの配慮ができれば、マナー上級者です。 

 「スピード超過で急停止できずに、自分優先」「スマホ操作やイヤホン使用で、周囲の状況に気づかない」「並列走行で道をふさぐ」などの行為は、「道を譲らない状況」を作り出しています。そして、その行動を繰り返していると、その人にとってそれが当たり前になり、「周囲に気づかない」だけでなく「失礼なことをしている自分にも気づかない」人間性になってしまいます。 

 知らないうちに迷惑をかけている人は、同時に自分の事故の危険性も高めています。不幸にして起こる事故もありますが、事故の原因が自分の中にあることは少なくありません。「周囲への配慮=マナー」は、結果的に自分を守る行為でもあるのです。多忙な時期、疲れている時こそ「配慮できる人に」。事故防止の徹底をお願いします。

感動しました!体育祭

 変異種による若年層の重篤化や深刻な後遺症等の報道に触れるたびに、「豊かな教育活動」と「安全確保」の両立の可能性に悩み、行事の可否判断の難しさを感じています。

 しかし、このような状況で実施された体育祭は素晴らしいものでした。日程・場所・方法が何度も更新されるなか、生徒会・委員会・部活動等の生徒が準備段階から奔走し、全体がチームとして臨機応変に順応していくのです。直前の変更に混乱や不満が発生しないばかりか、各団3年生・団長を中心に工夫を加えて進める余裕すら感じました。

 例えば、体育祭前日の予期しない豪雨によりグラウンド状況不良のため、当日の朝、開会式及び予選の方法が変更となりました。SHRから開会式まで20分しかありません。その間に、放送委員会が放送での開会式を準備し、生徒会が全体に連絡、体育委員会等が各クラスの出席状況の確認および選手変更手続きを行いました。自分の役割を瞬時に理解して動ける人物は、機微を察知する才能や理解した内容を行動に移す能力の持ち主です。

 選手代表の「放送での選手宣誓では伝わらない。中庭にて、肉声で宣誓を行う」との提案に対し、全体が呼応し各団旗手が中庭に参集。各教室まで団長の気迫を届ける素晴らしい選手宣誓となりました。体育祭に対する熱い思いとともに、リーダーシップ・提案力・企画力・発信力・理解力がなければ、このような臨機応変な対応は不可能です。

 午前中の予選は、各団ごとに分散して体育館で行いました。各団の移動は、教室→格技場→体育館アリーナ→体育館フロアの動線で、接触・三密を回避しました。時間差を設けているとは言え、120名の団員×4団が一度に動きます。その移動一つとっても、混乱がなくまとまりのあるものでした。他団の動きにも配慮する広い視野や協調性、きめ細かい連絡・報告が実行されている証です。                                                                                  PTA広報の方々も日程変更にご対応いただき、まさに生徒・保護者・職員が一体となり成功させた行事となりました。

 午後は、涼しい風の吹く晴天かつ万全のグラウンド状況で、白熱した競技が繰り広げられました。競技に対する真剣なまなざしや互いにたたえ合う姿など、どのシーンも草南生の素晴らしさが伝わってくるものでした。感動しました。

『進路のしおり』活用法

  昨年度の『進路のしおり』巻頭文のタイトルは「行きたい大学or行ける大学」でした。行きたい学校に行くためには、「行きたい学校選び」と「合格できるか」の二つの要素があります。このうち後者の「合格」に囚われすぎてしまうと、「行ける学校」探しに流れ始めてしまいます。 

 進路は、自分の行きたい進路先・学校を明確にして、初めて始まります。まずは、あなたが進路先を選ぶのです。相手が自分を選んでくれるかどうかはその先の問題ですし、相手が決めることですからいくら考えても無駄ってもんです。                                                                                                                               高望みだっていいんです。イチロー選手や本田圭佑選手がプロスポーツ界でのエース級の活躍を卒業文集に描いていたことは有名です。少年時代の彼らのように、まずは「ここに進む」という意志を明確することがすごく大事なのです。自分の意志を固めたら、「目標を部屋に掲示する」「人に公言する」など意識の外在化をしてみてください。あなたの有言実行の始まりです。

  自分の目標がはっきりすれば、やるべきことは自ずと決まってきます。相手の求めるところまで自己を高める努力だけです。そして、このことは同時に「行ける大学」の幅をも大きく広げてくれます。自分の可能性が劇的に広がるのです。進路は、自分を高める絶好のチャンスです。「(相手が決める合格が)できるか、できないか」より、「(自分が決める本気で)やるか、やらないか」が重要なのです。 

 人生には、本気になるべき節目が何度かあります。たとえ結果が第一志望でなくても、それでくじけることはありません。真剣に取り組んだ人に自然とあふれる自信や猛省の感情は、次に生かすべき大事な経験・糧となるからです。同時に、何となく取り組み運よく成功しても、高をくくって次の失敗を招く悪しき経験になりかねないことも理解できるはずです。 

 『進路のしおり』は、草加南高校の進路指導のデータ・事例の結集です。先輩方が残したデータから、あなたの本気スイッチを見つけてください。昨年度の本しおり「合格体験記」には、「○○大学に入れば、今の苦労以上のお釣りが返ってくる…という先生の一言」で本気スイッチが入ったという記事がありました。「よーし!やってやるぞ」というきっかけは、単純なもので十分なのです。 

 その気になって取り組むほどに、本気度のギアはどんどん上がっていきます。例えば、英単語の暗記でも、問題集でも「3回繰り返すことが前提」ではなく、「この1回で覚えてしまうぞ」という本気度で臨むようになります。授業一回で身につけるという集中力にギアアップしていくのです。自分の考え方や行動がどんどん変わっていくことを自覚すると思います。 

 進路選択という節目が、皆さんにとって自分を高める機会となることを祈念し、エールを送ります。                                                    Aim High and Go ! がんばれ!! 草南生!!

 

感染症対策の一層の徹底について

 すでに報道されておりますように、まん延防止等重点措置の期間が5月末まで延長されました。

 それだけではありません。まん延防止等重点措置・緊急事態宣言対象の県が拡大し、多くの県で過去最高の新規感染者が発生しています。全国的にまん延状況が拡大している様相です。最も深刻な大阪では病床の確保が困難で、治療を受けられないまま亡くなった方も少なくないとの報道がありました。後遺症も深刻です。倦怠感、微熱、頭痛、味覚嗅覚不全、脱毛など神経系、認知系等に長期間にわたり障害をのこすようです。ウイルスも変化しています。私たちの感染防止策も現状維持では不足なのだと認識しなければいけません。

 県では新たな感染防止策として、「部活動は課業日2日以内90分程度」のほか、部室の使用条件、速やかな下校等多くの具体的な方策が示されました。これまでも「新たな生活様式」「ガイドライン」を遵守してきて、「またか」と感じるかもしれませんが、地球の裏側から瞬く間に広がる新たなウイルスが相手です。「今まで感染しなかったのだから大丈夫…ではない」ことを、各地の状況から実感しなければいけません。

 防止策を私たちが自分の生活にどれだけ取り入れるかの意識と工夫が求められています。例えば、うがいができない場面でも、こまめな給水で喉を洗うことができます。換気や三密回避に鈍感になっていませんか。ご自分や家族の体調の把握も大事です。変異種は、病状の急変の早さが特徴のひとつです。体調不良者がいる場合は、積極的に登校を控えてください。速やかな下校、昼食の仕方や部活の練習方法など、生徒の皆さんもぜひ言葉にして考えてみてください。コロナは長期戦ですから、疲れてはいけません。スティホームでも「家族が楽しむ」あるいは「適度な距離を保つ」方法を考えることも大事かもしれません。ワクチンの普及まであとわずかです。それまで、ご自分と大切な人を感染から守りましょう。皆さんの健康は繋がっています。感染防止策の徹底を改めてお願いいたします。

一学期始業式 (着任のごあいさつ)

皆さん、おはようございます。最初に自己紹介をします。

 わたくしは、浦和南高校教頭、所沢おおぞら特別支援学校校長経て、今年度から着任しました新校長の川田清隆です。皆さんとともに、草加南高校を盛り上げるために頑張ります。どうぞよろしくお願いします。 

 さて、皆さん進級おめでとうございます。休み中も大きな事故なく、そろって新学期を迎えられたことを大変うれしく思います。一つ上の学年になったことを自覚し、新たな1年の始まりを具体的な目標設定と行動の変容のチャンスにしてください。人は年齢とともに、経験を積み、考え方や行動がヴァージョンアップされていきます。目標の設定も行動の変容も、具体的な言葉にして実践してほしいと思います。 

 3年生は、いよいよ進路決定に向け勝負の一年です。心がけてほしいことを3つお話しします。                                                                  1つめ。最も大事なのは、日々の授業です。受験も面接も、学生の本分である授業の延長上にあります。受験勉強で皆さんが「やらなくては…」と感じている「あの参考書も、この問題集も」すべて教科書が基本です。授業が基本なのです。                                                                          面接は上手に話ができても、高校時代に打ち込んだ実践をしていなければ、PRポイントなしで内容のない面接に終わります。「Q. あなたの苦手克服方法は何ですか」に具体的な答をもつ実践が必要です。ぜひ授業での実践を!                                                    2つめ。自分を信じること。焦りや不安は誰にでもあります。先輩方もみんな同じ道を通ってきました。あなただって大丈夫です。自分を信じてひたむきに頑張ってください。                                                                                         3つめ。最後は体力と気力の勝負。しっかり食べ、きちんと寝る。健康でなければ、あなた本来の力を発揮できません。また、3年生にとって高校生活最後の一年です。コロナの影響は心配されますが、柔軟に対応し、何事にも全力で取り組む先輩の姿を示してほしいと思います。 

 2年生は、将来どんな分野で社会の発展に貢献するのかを考え、方向性を具体的に固めていく時期です。主観的な見方だけでなく、友人や先輩の考え方を参考にしたり、世界情勢や日本がとるべき対処などから、広い視野をもって考えることが大事です。文系理系に囚われすぎたり、将来の就職のしやすさに固執しすぎず、広く自由な発想をもち、自ら学ぶ姿勢を身につけてください。 

 今年はもう一つ。コロナウイルスと交通事故に気を付けてください。感染防止、事故防止の徹底をお願いします。                                        このあと、入学式です。3学年そろって、草加南高校を盛り上げていきましょう。

第46回入学式

 柔らかい日差しのなか新緑芽吹く、春爛漫のこのよき日に、保護者の皆様方の御臨席を賜り、かくも優秀な新入生を迎え「第46回入学式」を挙行できますことは、本校在校生、教職員、また関係各位にとりまして、この上ない喜びでございます。ただ今、入学を許可された282名の皆さん、ご入学おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。 

 皆さんが、草加南高校の一員として、夢と希望の実現に向け、新たな道を歩み出すことができるのは、ひとえに一生懸命勉強に励んできた皆さんの努力の賜物です。また同時に、いつも見守り応援してくださったご両親やご家族、優しく時に厳しくご指導いただいた先生方、苦楽を共に分かち合った友人のおかげでもあることを忘れず、感謝の気持ちを胸に刻んでほしいと思います。 

 草加南高校は、授業・部活動・学校行事・地域連携等、様々な活動に生徒が主体的に参画する学校です。県南東部で唯一、外国語科を配置しグローバル教育にも力を入れています。この恵まれた環境を有効活用するために、二つのことをお話します。 

 まず、草加南高校の教育活動には、中学時代より一段高い積極性と主体性をもって参画するということです。例えば、授業です。同じ講義を受け同じ話を聞いても、皆さんのなかに広がる疑問・興味は多様です。高校生以降における学問は、その多様なひらめきこそ大事なのです。皆さんの多彩な才能はそこから生まれ、自分の専門性につながっていくのです。この多様性は、今後想定される「予測不能の社会」において大変重要な要素です。ある分野の研究が有効でなくとも、別の分野の考え方なら対応できるという多様性の利点です。一つの知識、情報から自分の興味・好奇心を広げるスキルは、今後求められる人材に欠かせない資質です。 

 二つ目は、リスペクトの精神をもつことです。他者を理解し良い点を認める精神です。人にほめられる人もいいですが、それよりも、人の長所を見出し、認め、言葉に表現できる人こそすばらしいと思うのです。それは、具体的に何がいいのか、どうすればそうなれるのかを自然と考え、つねに前向きな姿勢をもつ人物だからです。

 部活動でも、仲間の力を引き出し、チームをまとめていく生徒がいます。相手チームの強いところを見つけ、それを超える方法を考え練習し、チャレンジする生徒がいます。仲間や相手の良い点をリスペクトする精神は、組織力や自己を高めるモチベーション高き人材の基礎となるのです。

 草加南高校では、部活動や学校行事を通し、クラスや学年を超えた人間関係を構築できるプログラムが多数あります。はじめは、先輩に進路選択の理由を尋ねるなどから始まりますが、やがてもっと理解するべき世界が見えてきます。高齢の方・障害のある方、外国の方、被災された方々などへの多様な理解や2030年までに達成するために掲げた国際的目標SDG'sの理解などです。そうなれば、自分が主体的に社会に関わる姿が、少しずつ想像できるようになるはずです。

 その第一歩が、今日の入学式です。今日こそ、草加南高校での充実した3年間を確信してほしいと思います。 

 今年は、もう一つお願いがあります。いつも以上に健康に注意するということです。コロナウイルスは変異により、若年層にも広がっています。地球の裏側からでも、あっという間に世界に広がったウイルスが相手です。ワクチンが流通するまであとわずかです。全員でみんなの健康を守るのです。 

 最後になりましたが、保護者の皆様、御家族の皆様、本日はお子様の御入学、誠におめでとうございます。本校一丸となって、お子様の成長のために尽力して参ります。これまでお子様を育ててこられた皆さまの深い愛情に敬意を表するとともに、家庭・地域・学校が連携を深め、一体となってお子様の成長に資するために、本校教育活動へのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 

 結びに、入学生の皆さんの草加南高校での生活が生涯の宝となりますことを祈念し、式辞といたします。                         

                                                           令和三年 四月 八日