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感動しました!体育祭

 変異種による若年層の重篤化や深刻な後遺症等の報道に触れるたびに、「豊かな教育活動」と「安全確保」の両立の可能性に悩み、行事の可否判断の難しさを感じています。

 しかし、このような状況で実施された体育祭は素晴らしいものでした。日程・場所・方法が何度も更新されるなか、生徒会・委員会・部活動等の生徒が準備段階から奔走し、全体がチームとして臨機応変に順応していくのです。直前の変更に混乱や不満が発生しないばかりか、各団3年生・団長を中心に工夫を加えて進める余裕すら感じました。

 例えば、体育祭前日の予期しない豪雨によりグラウンド状況不良のため、当日の朝、開会式及び予選の方法が変更となりました。SHRから開会式まで20分しかありません。その間に、放送委員会が放送での開会式を準備し、生徒会が全体に連絡、体育委員会等が各クラスの出席状況の確認および選手変更手続きを行いました。自分の役割を瞬時に理解して動ける人物は、機微を察知する才能や理解した内容を行動に移す能力の持ち主です。

 選手代表の「放送での選手宣誓では伝わらない。中庭にて、肉声で宣誓を行う」との提案に対し、全体が呼応し各団旗手が中庭に参集。各教室まで団長の気迫を届ける素晴らしい選手宣誓となりました。体育祭に対する熱い思いとともに、リーダーシップ・提案力・企画力・発信力・理解力がなければ、このような臨機応変な対応は不可能です。

 午前中の予選は、各団ごとに分散して体育館で行いました。各団の移動は、教室→格技場→体育館アリーナ→体育館フロアの動線で、接触・三密を回避しました。時間差を設けているとは言え、120名の団員×4団が一度に動きます。その移動一つとっても、混乱がなくまとまりのあるものでした。他団の動きにも配慮する広い視野や協調性、きめ細かい連絡・報告が実行されている証です。                                                                                  PTA広報の方々も日程変更にご対応いただき、まさに生徒・保護者・職員が一体となり成功させた行事となりました。

 午後は、涼しい風の吹く晴天かつ万全のグラウンド状況で、白熱した競技が繰り広げられました。競技に対する真剣なまなざしや互いにたたえ合う姿など、どのシーンも草南生の素晴らしさが伝わってくるものでした。感動しました。